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インフルエンザは、毎年12月から1月にかけて流行ります。予防接種をしたり、予防や対処の方法についての情報を取り入れたりと、爆発的流行がひろがる前から注意をはらうことが欠かせません。今回は、インフルエンザと通常のかぜとの相違、検査する方法、かかったときの処置のやり方や治療の方法について解説していきます。

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医療法人武知小児科・内科/電話受付専用

大阪府大阪市東住吉区鷹合2丁目17-4

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インフルエンザの検査方法

インフルエンザにかかっているかどうかを見極めるためには、症状の原因がインフルエンザのウイルスであることを調査する必要があります。ウイルスに感染しているかどうかを確かめる手立ては、

1)インフルエンザウイルスが存在するかどうかを確かめる
2)体内にインフルエンザウイルスに対する抗体が作られているかを見付ける

という二種類の調査方法がありますが、前者がほぼすべての小児科医院で実施されています。

迅速診断法という方法が開発され、10分以内で診断結果をチェックすることが可能になりました。この診断は、迅速診断キットといわれる検査器具を使って、鼻からの拭い液を採取して、ウイルスを精査します。ちょっと痛みを感じる体験をしたことのある方も結構いると思います。

この検査キットでは、インフルエンザA型、B型を検査でき、10分以内で結果が判明します。ただし、かかってすぐの12時間以内の時は、体の中のウィルスの量があまり多くなくて、陰性と判定されるときもあります。

それを受けて、陰性と判定を受けた場合でも、周りのインフルエンザの流行状況をふまえた上で、かかった次の日に再検査をして確認する場合もあります。

インフルエンザを発症したら?

発病しているあいだの5つの対応策

かかりつけ医師の先生の指示にしたがった治療をしてもらう
静かに休養する。とくに長い時間の睡眠が肝心
水分をタップリと摂る。おちゃやスープ等も可
せきやクシャミが原因で、まわりに二次感染させない為に立体マスクを着用する
ひとごみやにぎやかな市街地への外出をやめておく。職場や高校に無理矢理いかない

小児のケースだと、いきなり走りだす、リビングからとびだそうとする、うろうろと歩き回るなどの異常行動を起こす可能性があります。従って、自宅療養のときは、少なくとも発症から2日間、出来る限り熱が下がるまではお子さんがひとりぼっちにならないように配慮してください。

発病した後の復帰の目安

一般的には、インフルエンザを発症する前の日から、発熱して5日間は、鼻やのどからウィルスを空気中に排出すると言われているたので、その期間は外出を避ける必要があります。

学校保健安全法では発症した後5日が経ち、そのうえ、熱がさがったあと2日(幼児は3日)を経過するまでをインフルエンザが理由の出席停止期間と規定しています。ただし、病状により学校医やそのほかの医師の先生が感染の危険がないと判断した場合は、このかぎりではありません。

インフルエンザを治療するお薬

厚労省のインフルエンザ総合対策情報によると、平成二七年度の抗インフルエンザウィルス薬の供給予定量は、

1)タミフルがおよそ700万人分
2)リレンザが約390万人分
3)ラピアクターがおよそ75万人分
4)イナビルが約700万人分

とのことです。

抗インフルエンザ薬の効果は、症状が出てからの日数や病状によってちがうので、使用については、かかりつけの病院の先生の指導に沿うようにしてください。

このくすりは、発病から48時間以内の早いうちにのむと、熱が出ている間は多くの場合一日から二日間で短縮され、鼻やのどからのウィルス排出量も減ります。二日以降に飲むと充分な効きは期待できないため、効果が高い使用のためには、用法、用量、期間を守ることが肝要です。

感染症学会の提言によると、総合病院や老齢者向け施設では、インフルエンザの感染力がつよいので、タミフル、リレンザ、イナビルを、現況に合うように予防的に投与することがすすめられています。

まとめ

インフルエンザを発症しないようにワクチンを接種し、手洗い、うがい、不織布製マスクを着ける予防が一番です。そうは言っても、どうしたって感染してしまうのが、インフルエンザの感染力の勢いです。かぜとまちがわないように、38度をこえる急激な発熱、つよいダルさ、寒気などの症状がある場合には、インフルエンザの恐れを考えてみたほうが良いです。検査で陽性だった場合、発病から48時間以内に最適な抗インフルエンザ薬を服用すると、早く回復が見込まれます。

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