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インフルエンザは、年々12月から一月にかけて流行します。予防注射をしたり、予防や処置の対策にかんする知恵を取り入れたりと、流行がひろまる前から注意する必要があります。この記事では、インフルエンザとよくあるかぜとのちがい、検査しかた、かかった場合の対処の方法や治療の方法について解説します。

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インフルエンザの検査方法

インフルエンザを発症しているかどうかを見極めるためには、症状の原因がインフルエンザウイルスであることを見付けることになります。ウイルスに感染しているかどうかを調査する方法としては、

1)インフルエンザウイルスが存在するかどうかをしらべる
2)体内にインフルエンザウイルスに対する抗体ができているかを確認する

という2つの確認方法がありますが、前者が大体すべての小児科クリニックで行われています。

迅速診断法という確認方法が開発され、十分以内で診断結果を知ることが出来るようになりました。この診断は、迅速診断キットと呼ばれる検査器具を用いて、鼻からのぬぐい液をとって、ウイルスを精査します。すこし痛い経験をしたことのある人もかなりいるのではないかと思います。

この検査キットでは、インフルエンザA型、B型を検査でき、10分以内で検査結果が明らかになります。但し、発病直後の12時間以内の場合は、体内のウィルス量があまり多くなく、マイナスと判定される場合もあります。

そのため、陰性と判定を受けた状態でも、周囲のインフルエンザの流行の実態をふまえて、かかった次の日に再検査をして再び判定する時もあります。

インフルエンザにかかったら?

発症しているあいだの五つの対処方法

かかりつけ小児科医の指示にしたがった診療をやってもらう
静かに休養を取る。なんといっても長い時間の睡眠が不可欠
水分をじゅうぶんに摂取する。緑茶や味噌汁等も可
せきやくしゃみが原因で、まわりに二次感染させないように機能性マスクを着用する
人でごった返してるところや市街地への外出をやめておく。仕事場や学校に無理して行かない

子供の場合だと、いきなり走りだす、部屋からとびだそうとする、あっちこっち歩きまわるなどの異常行動をおこすおそれがあります。だから、自宅療養の場合、すくなくとも発症から二日間、できれば熱がさがるまでは子どもがひとりぼっちにならないように配慮してください。

発症後の復帰の目安

一般的にいうと、インフルエンザを発病する前日から、発熱して5日間は、鼻や喉からウィルスを空気中に出すと言われているたので、その期間は外出をやめておくことが大事です。

学校保健安全法では発症したあと5日を経過し、かつ、熱が下がった後2日(幼児は3日)が過ぎるまでをインフルエンザによる出席停止期間と定めています。ただし、病状により学校の専門医やその他の医者が感染のおそれがないとみとめた場合は、このかぎりではありません。

インフルエンザを治療するくすり

厚労省のインフルエンザ総合対策情報によると、2015年度の抗インフルエンザウィルス薬の供給予定量は、

1)タミフルがおよそ700万人分
2)リレンザが約390万人分
3)ラピアクターがおよそ75万人分
4)イナビルが約700万人分

とのことです。

抗インフルエンザ薬の効果は、症状がではじめてからの日数や症状によって異なるため、使用については、かかりつけの病院の先生の指示にしたがってください。

このくすりは、発症から二日間以内の早めの時期に服用すると、熱がでている間はだいたい1日から2日間で短縮され、鼻やのどからのウィルス排出量も減ります。2日以降に服用するとしっかりとした効きは期待出来ないため、効き目がある使用のためには、用法、用量、期間を守ることが大切です。

感染症学会の提言によると、診療所や高齢者専用施設では、インフルエンザの感染力が著しいため、タミフル、リレンザ、イナビルを、事態に対応して予防的に使用することが推奨されています。

まとめ

インフルエンザを発病しないようにワクチンを接種し、手あらい、うがい、高機能マスクを着用する予防がベストです。それでも、どうしたって罹ってしまうのが、インフルエンザの感染力のパワーです。風邪と間違えないように、38度をこえる急激な発熱、強い倦怠感、寒気等の症状がある場合には、インフルエンザの可能性を意識してみることをおすすめします。検査でプラスだった時は、発症から二日間以内に効果がある抗インフルエンザ薬をのむと、早期に回復が見込まれます。

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