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A型インフルエンザは、年々十二月から1月にかけて席巻します。予防接種をしたり、予防や対処の方法についての知識を得たりと、流行が拡大するまえから注意を払うことが不可欠です。このページでは、新型インフルエンザとふつうのカゼとのちがい、検査の方法、患った時の対処のやり方や治療の方法についてお話します。

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今石こどもクリニック

大阪府大阪市天王寺区烏ケ辻1丁目1-1

TEL 06-6774-1980

インフルエンザの検査方法

インフルエンザにかかっているかどうかを確かめるには、病状の原因がインフルエンザウイルスであることを見付ける必要があります。ウイルスに感染しているかどうかを確認する方法としては、

1)インフルエンザウイルスがいるかどうかを見つける
2)からだの中にインフルエンザウイルスに対する抗体ができているかをしらべる

という二つの方法がありますが、前者が殆どすべての医療機関で行われています。

迅速診断法という診断方法が開発され、10分以内で結果をチェックすることが可能になりました。この診断は、迅速診断キットとよばれる検査器具を使用して、鼻からのぬぐい液を採って、ウイルスをしらべます。ちょこっと痛みを感じる経験をしたことのある人も結構いらっしゃると思います。

この迅速診断キットでは、インフルエンザA型、B型を検査でき、10分以内で検査結果を得られます。ただし、発病してすぐの12時間以内のときは、体内のウィルスの量が少なくて、マイナスと判定される時もあります。

その結果、陰性と判定された時でも、まわりのインフルエンザの流行の実情を踏まえた上で、発病したつぎの日に再検査をして再び判定することもあります。

インフルエンザに罹ったら?

発症している間の五つの対策

かかりつけ病院の医師の指示にしたがった診療を受ける
安静に休養をとる。とくにたっぷりと眠りが大事
水分を十分に摂取する。玄米茶やみそしる等も可
せきやくしゃみが原因で、周囲に二次感染させないために抗ウイルスマスクをつける
多く人がいる場所や繁華街への外出を控える。勤務先や小学校に無理強いしていかない

子供のケースでは、急に走りだす、リビングからとびだそうとする、ウロウロと歩き回るなどの異常行動をする可能性が高いです。ですので、自宅で療養している場合、すくなくとも発病から二日間、極力熱がさがるまでは子どもがひとりぼっちにならないように意識してください。

発症後の復帰の目安

よく聞く話では、インフルエンザを発症する前日から、発熱して五日間は、鼻や喉からウィルスを空気中に排出すると言われているたため、その五日間は外出を控えることが大事です。

学校保健安全法では発症した後五日が過ぎ、かつ、熱が下がったあと2日(幼い子どもは3日)が過ぎるまでをインフルエンザによる出席停止期間としています。ですが、病状により学校医やその他の医師が感染の見こみがないと判断した場合は、このかぎりではありません。

インフルエンザを治療する薬

厚生労働省のインフルエンザ総合対策情報によると、2015年度の抗インフルエンザウィルス薬の供給予定量は、

1)タミフルが約700万人分
2)リレンザが約三百九十万人分
3)ラピアクターが約75万人分
4)イナビルが約700万人分

とのことです。

抗インフルエンザ薬の効果は、病状がではじめてからの期間や症状によって異なるため、使用については、かかりつけの医師の指示にしたがってください。

このお薬は、発病から四八時間以内の早いうちに服用すると、熱がでている期間はだいたい一日から2日間で短くなって、鼻やノドからのウィルス排出量も減ります。二日以降にのむとしっかりとした効果は期待薄のため、効き目がある服用のためには、用法、用量、期間をしっかりと守ることが大切です。

感染症学会のコメントによると、病院や老人施設では、インフルエンザの感染力が著しいので、タミフル、リレンザ、イナビルを、状況に合うように予防的に投与することがすすめられています。

まとめ

インフルエンザにかからないようにワクチンを注射し、手あらい、うがい、高機能マスクを着用する予防がベストです。そうであっても、必然的に感染してしまうのが、インフルエンザの感染力のつよさです。かぜとまちがえないように、38度をこえる急激な発熱、強いダルさ、寒気などの症状がある場合には、インフルエンザの可能性を考えてみましょう。検査で陽性だった時は、発症から二日間以内に効果的な抗インフルエンザ薬をのむと、早期に回復が見込まれます。

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