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季節性インフルエンザは、毎年毎年12月から1月にかけて猛威をふるいます。予防接種をしたり、予防や処置のやり方についての知識を得たりと、流行が加速する前から注意を払っておくことが大事です。今回は、A型インフルエンザとふつうのカゼとのちがい、検査する仕方、発症した場合の対処の方法や治療の方法について解説していきます。

◆お近くの内科または小児科

医療法人島津医院

京都府京都市中京区壬生東高田町31

TEL F専 075-322-1633

インフルエンザの検査方法

インフルエンザを発症しているかどうかを確かめるには、病状の起因がインフルエンザウイルスであることを調べることになります。ウイルスに感染しているかどうかを見つける手立てとしては、

1)インフルエンザウイルスが存在するかどうかを見つける
2)体内にインフルエンザウイルスに対する抗体が出来ているかを見つける

という二種類の調査方法がありますが、1)が殆ど全ての病院でおこなわれています。

迅速診断法という方法が作られて、十分以内で診断結果を知ることができるようになりました。この診断は、迅速診断キットと呼ぶ検査器具を用いて、鼻からのぬぐい液を取って、ウイルスを精査します。ちょっぴり痛い体験をしたことのある人も結構いるのではないでしょうか。

この検査キットでは、インフルエンザA型、B型を検査でき、10分以内で検査の結果がわかります。ですが、罹ってすぐの12時間以内の状態では、身体の中のウィルスの数があまり多くなくて、マイナスと判定される場合もあります。

そういう理由で、マイナスと判定を受けた場合でも、周りのインフルエンザの流行の状況をふまえて、発病した次の日に再び検査をして再判定することもあります。

インフルエンザを発症したら?

発症しているあいだの五つの対策

かかりつけ小児科医の指導にしたがった診療を受ける
しずかに休む。なんといってもじゅうぶんな睡眠が重要
水分をたっぷりと摂る。麦茶やみそしるなども大丈夫
咳やくしゃみにより、身近な人に二次感染させないためにマスクを着用する
人混みやにぎやかな市街地に出て行くのをガマンする。勤務場所や小学校に無理に出向かない

子どもの場合、突然駆け出す、リビングから飛びだそうとする、あっちこっち歩きまわるなどの異常な行動を起こすおそれがあります。そんなわけで、自宅で療養している場合、すくなくとも発病から二日間、できるかぎり解熱するまでは子供がひとりぼっちにならないように気を配ってください。

発病後の復帰の目安

一般的には、インフルエンザを発病する前日から、発熱して五日間は、鼻やノドからウィルスを空気中に排出するといわれているたため、その五日間は外出をやめることが必要です。

学校保健安全法では発症した後5日が過ぎ、かつ、解熱した後2日(幼い子どもは3日)を経過するまでをインフルエンザが理由の出席停止期間としています。ただし、症状により学校医やそのほかの医師がうつす見込みがないと認めたときは、このかぎりではありません。

インフルエンザを治療するくすり

厚生労働省のインフルエンザ総合対策情報によると、2015年度の抗インフルエンザウィルス薬の供給予定量は、

1)タミフルがおよそ700万人分
2)リレンザが約390万人分
3)ラピアクターがおよそ75万人分
4)イナビルが約七百万人分

とのことです。

抗インフルエンザ薬の効能は、病状が出てからの時間や症状によってことなるので、使用については、かかりつけの医者の指示にしたがって下さい。

このおくすりは、発症から二日間以内の早い内にのむと、熱がでている期間は通常1日から2日間で短縮され、鼻やノドからのウィルス排出量も減ります。2日以降に服用すると十分な効果は期待薄のため、効果的な使用のためには、用法、用量、期間をキッチリと守ることが大事です。

感染症学会のコメントによりますと、診療所や老齢者施設では、インフルエンザの感染力が大きいため、タミフル、リレンザ、イナビルを、状況に対応して予防的に使用することがおすすめされています。

まとめ

インフルエンザにかからないようにワクチンを接種し、手あらい、うがい、高機能マスクを着ける予防がベストです。そうだとしても、否応なしにかかってしまうのが、インフルエンザの感染力の強さです。かぜとまちがえないように、38度を超える急激な発熱、強い倦怠感、悪寒などの症状があるときには、インフルエンザの可能性を考えてみると良いと思います。検査で陽性だった時は、発症から48時間以内に効果的な抗インフルエンザ薬を服用すると、早期に回復が見込まれます。

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