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インフルエンザは、毎年十二月から一月にかけてはやります。予防注射をしたり、予防や処置の方法にかんする知恵を学んだりと、流行が波及するまえから気を付ける必要があります。この記事では、季節性インフルエンザと通常のかぜとの違い、検査方法、かかった時の対処のしかたや治す方法について解説していきます。

◆最寄りの内科または小児科

武田医院

京都府京都市下京区大宮通五条下る下五条町448-2

TEL 075-351-4507

インフルエンザの検査方法

インフルエンザを発症しているかどうかを確認するためには、病状の起因がインフルエンザのウイルスであることを見つけることが必要です。ウイルスに感染しているかどうかを見付ける手段としては、

1)インフルエンザウイルスがいるかどうかを確認する
2)カラダの中にインフルエンザウイルスに対する抗体ができているかを見付ける

という2種類の方法がありますが、前者がほとんどすべてのクリニックで行なわれています。

迅速診断法という確認方法が作られて、10分以内でデータを知ることが可能になりました。この診断は、迅速診断キットと称される検査器具を使って、鼻からのぬぐい液をとって、ウイルスをチェックします。ちょこっと痛みを感じる経験をしたことのある方も多いのではないでしょうか。

この迅速診断キットでは、インフルエンザA型、B型を検査出来て、10分以内で結果が明らかになります。ただし、発症してすぐの12時間以内の場合は、体の中のウィルスの数があまり多くなく、陰性と判定を受ける時もあります。

そのせいで、マイナスと判定された場合でも、周りのインフルエンザの流行状況をふまえて、罹った翌日に再検査をして確かめる時もあります。

インフルエンザにかかったら?

発症している間の五つの対応策

かかりつけクリニックの先生の指導にしたがった治療をやってもらう
しずかにやすむ。とくにタップリと眠りが重要
水分を充分にとる。おちゃやスープ等も可
せきやくしゃみが原因で、周囲に二次感染させないために不織布製マスクをつける
人混みや繁華街に出ていくのをガマンする。仕事先や中学校にむりやりいかない

幼稚園児の場合ですと、突然走りだす、リビングからとびだそうとする、うろうろと歩きまわるなどの異常な行動をおこすおそれがあります。従って、自宅で休んでいる時は、すくなくとも発症から2日間、可能な限り熱がさがるまでは子どもがひとりぼっちにならないように注意してください。

発病した後の復帰の時期

一般的にいうと、インフルエンザを発病する前の日から、発熱して五日間は、鼻やのどからウィルスを空気中に排出すると言われているたため、その五日間は外出をガマンすることが必要です。

学校保健安全法では発症した後五日が経ち、そのうえ、解熱した後2日(幼い子は3日)が過ぎるまでをインフルエンザによる出席停止期間と規定されています。但し、病状により学校医やそのほかの医師がうつすおそれがないとみとめたときは、この限りではありません。

インフルエンザを治す薬

厚労省のインフルエンザ総合対策情報によると、平成二七年度の抗インフルエンザウィルス薬の供給予定量は、

1)タミフルがおよそ七百万人分
2)リレンザが約390万人分
3)ラピアクターがおよそ75万人分
4)イナビルが約七百万人分

とのことです。

抗インフルエンザ薬の効果は、病状が出始めてからの期間や病状によってことなるので、服用については、かかりつけのクリニックの先生の指導に従ってください。

このくすりは、発症から48時間以内の早めの時期に服用すると、熱がでている期間はおおむね1日から2日間で短くなって、鼻やノドからのウィルス排出量も減ります。二日以降に服用すると充分な効果は期待できないため、効果的な服用のためには、用法、用量、期間をしっかり守ることが大事です。

感染症学会のコメントによると、クリニックや老齢者向け施設では、インフルエンザの感染力が大きいため、タミフル、リレンザ、イナビルを、状況に合うように予防的に使用することがすすめられています。

まとめ

インフルエンザにかからないようにワクチンを注射し、手洗い、うがい、不織布製マスクを着ける予防対策が一番です。それでも、否応なしに発病するのが、インフルエンザの感染力のパワーです。かぜとまちがえないように、38度を超える急激な発熱、強い倦怠感、寒気などの症状があるときには、インフルエンザの恐れを考えてみましょう。検査でプラスだった時は、発症から2日間以内に適切な抗インフルエンザ薬を飲むと、早く回復が見込まれます。

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