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A型インフルエンザは、年々12月から1月にかけて流行ります。予防接種をしたり、予防や対処の仕方についての情報を取り入れたりと、爆発的流行がひろがる前からきをつけることが欠かせません。今回は、インフルエンザと一般的なかぜとのちがい、検査する方法、患ったときの対処のしかたや治療の方法について解説していきます。

◆ちかくの内科または小児科

辻医院

京都府京都市伏見区久我本町5-8

TEL 075-921-0157

インフルエンザの検査方法

インフルエンザに罹っているかどうかを確かめるためには、病状の起因がインフルエンザウィルスであることをしらべることが大事です。ウイルスに感染しているかどうかをチェックする方法は、

1)インフルエンザウイルスがいるかどうかを見付ける
2)からだの中にインフルエンザウイルスに対する抗体が作られているかを見つける

という2つの調査方法がありますが、前者がほぼほぼすべてのクリニックで行われています。

迅速診断法という方法が開発され、10分以内で診断結果を知ることが出来るようになりました。この診断は、迅速診断キットと名付けられた検査器具を使って、鼻からの拭い液をとって、ウイルスを調査します。すこし痛い体験をしたことのある人も少なくはないのではないでしょうか。

この検査キットでは、インフルエンザA型、B型を検査でき、10分以内で結果を得られます。ただし、発症してすぐの12時間以内の状態では、身体の中のウィルスの数がすくなく、マイナスと判定される時もあります。

そのため、マイナスと判定された状態でも、周囲のインフルエンザの流行の状況をふまえた上で、発症した翌日に再検査をして確かめる時もあります。

インフルエンザにかかったら?

発症している間の5つの対応策

かかりつけ医師の指示に従った治療をやってもらう
しずかに休む。何より長い時間の眠りが必要不可欠
水分を十分に摂取する。玄米茶やスープなども大丈夫
せきやくしゃみにより、身近な人に二次感染させないためにマスクを着用する
混雑してる場所や繁華街に行くのを我慢する。勤務場所や学校に無理強いして行こうとしない

小児の場合ですと、急に走り出す、部屋から飛び出そうとする、うろうろと歩きまわるなどの奇妙な行動をしてしまうかもしれません。したがって、自宅療養の場合は、すくなくとも発病してから2日間、可能な限り解熱するまではあなたのお子さんが1人ぼっちにならないように配慮してください。

発病後の復帰の時期

よく聞く話では、インフルエンザを発症する前日から、発熱して五日間は、鼻やのどからウィルスを空気中に出すといわれているたため、その期間は外出を止めておく必要があります。

学校保健安全法では発病した後五日を経過し、更には、解熱した後2日(幼児は3日)が過ぎるまでをインフルエンザが理由の出席停止期間としています。ただし、病状により学校医やその他の医師がうつす見こみがないと認めたときは、この限りではありません。

インフルエンザを治療するお薬

厚労省のインフルエンザ総合対策情報では、2015年度の抗インフルエンザウィルス薬の供給予定量は、

1)タミフルがおよそ700万人分
2)リレンザが約390万人分
3)ラピアクターが約七五万人分
4)イナビルが約700万人分

とのことです。

抗インフルエンザ薬の効き目は、症状がではじめてからの期間や病状によってことなるため、服用については、かかりつけの病院の先生の指示にしたがって下さい。

このくすりは、発病から四八時間以内の早い内に服用すると、熱がでている期間は多くの場合1日から2日間で短くなって、鼻やノドからのウィルス排出量も少なくなります。2日以降に服用するとしっかりとした効果は期待できないため、効果が見込める使用のためには、用法、用量、期間をしっかり守ることが大切です。

感染症学会のコメントによると、病院や特別養護老人ホームでは、インフルエンザの感染力が強いため、タミフル、リレンザ、イナビルを、現況に応じて予防的に投与することがすすめられています。

まとめ

インフルエンザを発症しないようにワクチンを接種し、手あらい、うがい、立体マスクをつける予防が1番です。そうはいっても、どうしても感染してしまうのが、インフルエンザの感染力の強さです。かぜとまちがわないように、38度をこえる急激な発熱、強い倦怠感、寒気などの症状があるときには、インフルエンザの可能性を考えてみることをおすすめします。検査で陽性だった時、発病から48時間以内に効果的な抗インフルエンザ薬をのむと、早く回復が見込まれます。

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