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京都府京都市にある愛生会山科病院の情報

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新型インフルエンザは、毎年十二月から1月にかけて猛威をふるいます。予防注射をしたり、予防や対処の方法に関する知識を勉強したりと、流行が広がる前から警戒することが欠かせません。今回は、インフルエンザと通常のかぜとのちがい、検査のやり方、かかった場合の対処の方法や治療する方法について説明します。

◆周辺の内科または小児科

愛生会山科病院

京都府京都市山科区竹鼻四丁野町19-4

TEL (代) 075-594-2323

インフルエンザの検査方法

インフルエンザを発症しているかどうかを確かめるためには、症状の原因がインフルエンザウイルスであることを調査することになります。ウイルスに感染しているかどうかを調査する手段としては、

1)インフルエンザウイルスがいるかどうかを確認する
2)体内にインフルエンザウイルスに対する抗体ができているかをしらべる

という2種類の方法がありますが、前者が殆ど全ての内科医院でおこなわれています。

迅速診断法という方法がつくられて、十分以内でデータを知ることができるようになりました。この診断は、迅速診断キットと名付けられた調査器具を使って、鼻からの拭い液を採って、ウイルスを調査します。すこしだけ痛みを感じる経験をしたことのある方もかなりいらっしゃるのではないでしょうか。

この検査キットでは、インフルエンザA型、B型を検査でき、10分以内で検査の結果がわかります。ただし、罹ってすぐの12時間以内の場合は、体内のウィルスの数がすくなく、マイナスと判定を受ける場合もあります。

その為、陰性と判定を受けた場合でも、周りのインフルエンザの流行状況を踏まえた上で、発症した翌日に再び検査をして再び判定することもあります。

インフルエンザに罹ったら?

発症している間の5つの対応策

かかりつけ医師の指示にしたがった治療をうける
安静に休む。兎に角充分な眠りが不可欠
水分をタップリと摂取する。麦茶や味噌汁などもOK
せきやくしゃみが原因で、周囲に二次感染させないためにマスクを着用する
ひとごみや賑やかな市街地に行くのを止める。勤め先や小学校に強引に行こうとしない

子どもの場合、突如駆け出す、子供部屋からとびだそうとする、うろうろと歩きまわるなどの異常行動をする可能性が高いです。というわけで、自宅療養の場合は、最低でも発症から2日間、可能な限り解熱するまではお子さんがひとりぼっちにならないように配慮してください。

発病した後の復帰する時期

一般的には、インフルエンザを発病する前の日から、発熱して5日間は、鼻やのどからウィルスを空気中に出すといわれているたので、その5日間は外出を止めておく必要があります。

学校保健安全法では発症した後5日を経過し、その上、解熱したあと2日(幼い子どもは3日)を経過するまでをインフルエンザが理由の出席停止期間としています。けれども、病状により学校医やその他のドクターが感染の見込みがないとみとめたときは、このかぎりではありません。

インフルエンザを治すおくすり

厚生労働省のインフルエンザ総合対策情報によると、平成二七年度の抗インフルエンザウィルス薬の供給予定量は、

1)タミフルが約七百万人分
2)リレンザが約390万人分
3)ラピアクターが約75万人分
4)イナビルが約七百万人分

とのことです。

抗インフルエンザ薬の効能は、病状が出始めてからの日数や病状によってちがうので、使用については、かかりつけのクリニックの先生の指示に従ってください。

この薬は、発病から48時間以内の早期に服用すると、熱が出ているあいだは多くの場合一日から2日間で短くなって、鼻や喉からのウィルス排出量も減ります。二日以降にのむと十分な効きは期待できないため、効果が高い使用のためには、用法、用量、期間をキッチリと守ることが重要です。

感染症学会のコメントによると、総合病院や老齢者施設では、インフルエンザの感染力が大きいため、タミフル、リレンザ、イナビルを、事態に合わせて予防的に投与することがおすすめされています。

まとめ

インフルエンザにかからないようにワクチンを接種し、手あらい、うがい、抗菌マスクを着ける予防が一番です。そうだとしても、否応なくかかってしまうのが、インフルエンザの感染力の勢いです。かぜとまちがえないように、38度を超える急激な発熱、強い倦怠感、寒気などの症状があるときには、インフルエンザの可能性を考えてみましょう。検査でプラスだった場合、発病から48時間以内に適切な抗インフルエンザ薬を服用すると、はやく快復が見込まれます。

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