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インフルエンザは、年々十二月から一月にかけて流行ります。予防接種をしたり、予防や対処の手立てについての知恵を取り入れたりと、爆発的流行が加速する前から注意を払っておくことが求められます。今回は、インフルエンザとふつうのかぜとの相違、検査の仕方、かかった場合の対処の方法や治す方法についてお話します。

◆お近くの内科または小児科

医療法人クリニックサンルイ

京都府京都市山科区安朱南屋敷町35

TEL 075-583-6866

インフルエンザの検査方法

インフルエンザに罹っているかどうかを確認するには、病状の原因がインフルエンザウィルスであることをチェックすることが大事です。ウイルスに感染しているかどうかをチェックする方法としては、

1)インフルエンザウイルスが存在するかどうかを調査する
2)体内にインフルエンザウイルスに対する抗体がつくられているかをしらべる

という二種類の方法がありますが、前者がほぼ全ての小児科クリニックでおこなわれています。

迅速診断法という方法が作られて、10分以内で結果を知ることが出来るようになりました。この診断は、迅速診断キットと称される検査器具を使って、鼻からのぬぐい液を採取して、ウイルスを調べます。ちょっと痛みを感じる体験をしたことのある人もかなりいらっしゃるかもしれません。

この検査キットでは、インフルエンザA型、B型を検査出来て、10分以内で結果が明らかになります。ただし、発病してすぐの12時間以内のときは、体内のウィルスの量があまり多くなくて、陰性と判定される場合もあります。

それを受けて、陰性と判定された状態でも、まわりのインフルエンザの流行の実情をふまえて、発病した翌日に再び検査をして確認することもあります。

インフルエンザを発病したら?

発病している期間の五つの対処法

かかりつけ内科医の指示にしたがった治療をやってもらう
安静にやすむ。なにより充分な睡眠が肝要
水分をたっぷりと摂る。そば茶や味噌汁なども可
咳やくしゃみにより、まわりに二次感染させないために立体マスクを着用する
人混みやにぎやかな市街地に出ていくのをやめておく。仕事先や高校に無理に向かわない

幼稚園児の場合、突然走りだす、リビングから飛び出そうとする、うろうろ歩きまわるなどの異常な行動を起こす確率が高いです。ですので、自宅で療養しているときは、すくなくとも発症してから二日間、なるべくなら熱が下がるまではお子さんが1人ぼっちにならないように意識してください。

発病した後の復帰する目安

一般的にいうと、インフルエンザを発症する前日から、発熱して五日間は、鼻やノドからウィルスを空気中に排出するといわれているたため、その5日間は外出をガマンすることが要求されます。

学校保健安全法では発症した後5日を経過し、かつ、熱が下がったあと2日(幼児は3日)が経つまでをインフルエンザによる出席停止期間と決められています。但し、病状により学校医やその他のドクターがうつす危険がないとみとめたときは、このかぎりではありません。

インフルエンザを治療するくすり

厚労省のインフルエンザ総合対策情報では、平成27年度の抗インフルエンザウィルス薬の供給予定量は、

1)タミフルが約七百万人分
2)リレンザがおよそ390万人分
3)ラピアクターがおよそ75万人分
4)イナビルがおよそ700万人分

とのことです。

抗インフルエンザ薬の効果は、症状が出てからの期間や症状によってことなるため、使用については、かかりつけの病院の医師の指導にしたがって下さい。

このおくすりは、発病から二日間以内の早い段階に服用すると、熱が出ている期間はほとんどの場合1日から2日間で短縮され、鼻やノドからのウィルス排出量も減ります。二日以降に服用すると充分な効果は期待できないため、効果的な使用のためには、用法、用量、期間を守ることが大切です。

感染症学会の提言によると、総合病院や老齢者施設では、インフルエンザの感染力が著しいので、タミフル、リレンザ、イナビルを、状況に対応して予防的に投与することがすすめられています。

まとめ

インフルエンザにかからないようにワクチンを接種し、手洗い、うがい、不織布製マスクを着ける予防対策が一番です。それでも、否応なしにうつされてしまうのが、インフルエンザの感染する力のパワーです。かぜと間違わないように、38度をこえる急激な発熱、強い倦怠感、悪寒等の症状があるときには、インフルエンザのおそれを考えてみたほうが良いです。検査でプラスだった場合は、発病から2日間以内に効果がある抗インフルエンザ薬を服用すると、早期に回復が期待されます。

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