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新型インフルエンザは、毎年毎年十二月から1月にかけてはやります。予防接種をしたり、予防や対処の方法にかんする情報を勉強したりと、流行が拡大するまえから注意を払うことが求められます。今回は、インフルエンザとよくあるかぜとのちがい、検査仕方、かかった時の処置する方法や治療を受ける方法について解説します。

◆お近くの内科または小児科

小石医院

京都府京都市中京区釜座通竹屋町下る亀屋町335

TEL 075-231-3419

インフルエンザの検査方法

インフルエンザに罹っているかどうかを判断する為には、症状の要因がインフルエンザのウイルスであることを調査する必要があります。ウイルスに感染しているかどうかをしらべる方法は、

1)インフルエンザウイルスが存在するかどうかを見付ける
2)体の中にインフルエンザウイルスに対する抗体が作られているかを調べる

という二種類の調査方法がありますが、1)がほとんどすべての医療機関で実施されています。

迅速診断法という診断方法が開発され、10分以内で結果を知ることが出来るようになりました。この診断は、迅速診断キットと称される調査器具を使用して、鼻からのぬぐい液を取って、ウイルスを調査します。ちょこっと痛みを感じる経験をしたことのある方もかなりいるのではないでしょうか。

この検査キットでは、インフルエンザA型、B型を検査でき、十分以内で検査の結果が分かります。ただし、発症してすぐの12時間以内の場合は、体内のウィルス量が少なくて、陰性と判定を受けることもあります。

そのため、陰性と判定された状態でも、まわりのインフルエンザの流行の状況をふまえて、罹った翌日に再検査をして確かめることもあります。

インフルエンザを発病したら?

発症している間の5つの対応策

かかりつけ小児科医の指示に従った診療をうける
しずかに休養をとる。特に十分な眠りが必要不可欠
水分を充分に摂る。お茶やスープ等も可
咳やくしゃみによって、学校の人に二次感染させない為に高機能マスクを着用する
ひとごみや街の中心地への外出をやめる。職場や中学校にむりやりいかない

子供の場合だと、いきなり駆けだす、リビングから飛び出そうとする、ウロウロ歩きまわるなどの奇妙な行動をする可能性があります。ですので、自宅療養の時は、すくなくとも発症から二日間、出来れば熱が下がるまではお子さんが一人きりにならないように気を使ってください。

発病後の復帰の目安

一般的にいうと、インフルエンザを発症する前の日から、発熱して5日間は、鼻やのどからウィルスを空気中に排出するといわれているたため、その期間は外出を止めるべきです。

学校保健安全法では発症した後五日を経過し、加えて、解熱したあと二日(幼児は三日)を経過するまでをインフルエンザが理由の出席停止期間と規定しています。但し、症状により学校医やその他の医師がうつすおそれがないと判断した場合は、このかぎりではありません。

インフルエンザを治療するおくすり

厚労省のインフルエンザ総合対策情報では、2015年度の抗インフルエンザウィルス薬の供給予定量は、

1)タミフルがおよそ七百万人分
2)リレンザが約390万人分
3)ラピアクターが約75万人分
4)イナビルが約七百万人分

とのことです。

抗インフルエンザ薬の効果は、症状がではじめてからの時間や病状によってちがうため、使用については、かかりつけの医師の先生の指示にしたがってください。

このお薬は、発症から2日間以内の早期に服用すると、熱がでている期間は通常1日から2日間で短縮され、鼻やノドからのウィルス排出量も減ります。2日以降にのむとじゅうぶんな効きは期待出来ないため、効果的な使用のためには、用法、用量、期間をしっかり守ることが大事です。

感染症学会のコメントによりますと、クリニックや高齢者施設では、インフルエンザの広がりが著しいので、タミフル、リレンザ、イナビルを、状況に合わせて予防的に投与することがすすめられています。

まとめ

インフルエンザを発病しないようにワクチンを注射し、手あらい、うがい、高機能マスクを着用する予防がベストです。そうであっても、どうしたって発病するのが、インフルエンザの感染力の強さです。かぜとまちがわないように、38度をこえる急激な発熱、つよい倦怠感、悪寒などの症状がある場合には、インフルエンザのおそれを考えてみると良いと思います。検査でプラスだったとき、発症から48時間以内に効果がある抗インフルエンザ薬を服用すると、早く回復が期待されます。

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