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新型インフルエンザは、年々12月から一月にかけて猛威を振るいます。予防接種をしたり、予防や対処の仕方についての知識を取り入れたりと、流行が本格化するまえから警戒することが求められます。今回は、季節性インフルエンザとよくある風邪との違い、検査やり方、発症した場合の対処するやり方や治療を受ける方法について解説します。

◆最寄りの内科または小児科

よしの内科クリニック

大阪府大阪市福島区鷺洲1丁目7-29-1F

TEL 06-6451-7149

インフルエンザの検査方法

インフルエンザを発症しているかどうかを見極めるためには、症状の起因がインフルエンザウイルスであることを調査する必要があります。ウイルスに感染しているかどうかを調査する手立てとしては、

1)インフルエンザウイルスが存在するかどうかを確かめる
2)体内にインフルエンザウイルスに対する抗体ができているかをしらべる

という2種類の方法がありますが、前者がだいたいすべての医療機関でおこなわれています。

迅速診断法という手法がつくられて、10分以内で診断結果を知ることができるようになりました。この診断は、迅速診断キットとよばれる検査器具を用いて、鼻からの拭い液をとって、ウイルスをチェックします。ちょっぴり痛みを感じる経験をしたことのある方も結構多いかもしれませんね。

この検査キットでは、インフルエンザA型、B型を検査でき、十分以内で結果が判明します。ただし、発症直後の12時間以内の状態では、からだの中のウィルス量がすくなく、マイナスと判定を受けるときもあります。

そういう理由で、マイナスと判定された時でも、周囲のインフルエンザの流行の実情を踏まえた上で、発症した翌日に再検査をして確かめる場合もあります。

インフルエンザを発病したら?

発症しているあいだの5つの対策

かかりつけ病院の医師の指示にしたがった診療を受ける
静かに休養を取る。何と言ってもじゅうぶんな睡眠が肝心
水分をじゅうぶんにとる。麦茶やみそ汁などもOK
咳やくしゃみによって、クラスの人に二次感染させないために機能性マスクをつける
混雑してる場所や繁華街に行くのを避ける。勤務場所や学校に無理していかない

子どものケースでは、突然駆け出す、居間からとびだそうとする、ウロウロと歩きまわるなどの異常な行動をおこす可能性があります。ですので、自宅療養の場合、すくなくとも発症してから二日間、出来る限り熱が下がるまではお子さんが一人きりにならないように配慮してください。

発症後の復帰のタイミング

よく聞く話では、インフルエンザを発症する前の日から、発熱して五日間は、鼻やノドからウィルスを空気中に排出するといわれているたため、その間は外出を避けることが必須です。

学校保健安全法では発病した後5日が経ち、そのうえ、解熱したあと二日(幼い子どもは3日)が過ぎるまでをインフルエンザによる出席停止期間と定められています。けれども、病状により学校の専門医やその他の医者が感染のおそれがないと認めたときは、この限りではありません。

インフルエンザを治療するくすり

厚労省のインフルエンザ総合対策情報によると、平成27年度の抗インフルエンザウィルス薬の供給予定量は、

1)タミフルが約700万人分
2)リレンザが約390万人分
3)ラピアクターが約75万人分
4)イナビルが約700万人分

とのことです。

抗インフルエンザ薬の効果は、病状がではじめてからの期間や病状によって異なるため、服用については、かかりつけの病院の医師の指示にしたがってください。

このお薬は、発症から四八時間以内の早期に飲むと、熱がでているあいだはおおむね一日から二日間で短縮され、鼻やのどからのウィルス排出量も少なくなります。2日以降にのむとじゅうぶんな効果は期待できないため、効果が見込める服用のためには、用法、用量、期間をキッチリと守ることが重要です。

感染症学会のコメントによりますと、クリニックや高齢者福祉施設では、インフルエンザの感染力が著しいので、タミフル、リレンザ、イナビルを、状況に合うように予防的に投与することがすすめられています。

まとめ

インフルエンザを発症しないようにワクチンを接種し、手洗い、うがい、抗ウイルスマスクを着ける予防が一番です。そうは言っても、否応なしに感染してしまうのが、インフルエンザの感染力のつよさです。かぜとまちがえないように、38度を超える急激な発熱、強いダルさ、悪寒等の症状があるときには、インフルエンザの可能性を頭に入れてみたほうが良いです。検査でプラスだった時、発症から48時間以内に効き目がある抗インフルエンザ薬を服用すると、早期に回復が期待されます。

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